|
|
朝、8:00出発。今日で、8日間に及ぶ山生活も最後だ。
標高も下がって、暖かくなった道をひたすら歩く。
途中、行きしなにかぶをもらった(盗んだ?)民家があったので、無理を言って、かぶを一人一つもらう事にした。
近所に学校もあり、子供達が岩に乗ったり、草とたわむれたりして遊んでいた。田舎の子供達は本当に無邪気だ。
12時前に、出発地点のドゥゲ・ゾンに到着。その近くのショップでインスタントのラーメンを食べたが、おしいかった。
バスに乗り、15時過ぎ首都ティンプー到着。まっさきにシャワーを浴びた。
ブータンのトレッキングでは、ガイドが必ず1名つき、馬方、コックが同行してくれる。今回は、馬が18頭、ガイド1名、馬方さん3名、コック2名だった。荷物は馬が持ってくれるので、実際に自分が持つ荷物は必要最小限の物だけだ。
朝は、コックさんがテントまで起こしに来てくれ、ティーと、顔洗い用のお湯を持ってきてくれる。朝、昼、夜の食事はもちろん作ってくれる。もし、リクエストがあれば最大限に聞いてもらえる。
また、2週間程前にアメリカの観光客がキャンプ中に、バッグ等をねこそぎ盗られる事件があったので、僕らの食事中はずっと寒い中、交代で見張りをしてくれていた。
キャンプ地へは、馬方さんと、コックが僕らより先に着き、テントとお茶の用意をしてくれている。キャンプ地から離れる時も、テントをたたむ必要はない。
夜は顔洗い用のお湯と、歯磨き用のお湯を用意してくれ、湯たんぽまで貸してくれる。
まさしく、いたれりつくせりのトレッキングだった。
今回のトレッキングは本当にいい経験になった。日本にいたら絶対に経験できない事だ。山に8日間もこもり、自然にどっぷりとひたった。また、高地の人達の生活を生で見る事ができていい勉強にもなった。
これまで、日本の山しか登った事が無かったが、海外の山を登るのもいいものだなと思った。
また、ブータンにいる内にトレッキングに行きたい。
|
| 11月16日(金) チョモラリ・トレック 7日目 グニツァワ |
今日の朝は、標高が低くなったおかげで、そんなに寒くなかった。
今日はひたすら道を戻った。歩いている時も、これまでと違い暖かかった。途中、民家やアーミーキャンプを通った。
アーミーキャンプの近くにショップがあったので、立ち寄ったが、物がほとんど無かった。
14:45にキャンプ地のグニツァワに着いた。標高2700m。かなり降りてきた。夜もそんなに寒くなかった。
夕方までは、ガイドのツェリンさんと話をした。給料の話や、奥さんとの出会いなどを聞いていて楽しかった。
ツェリンさんは来年、日本に行くそうだ。仕事はまだ決まっていないが、NHKか朝日新聞かにガイドとして働くかもと言っていた。
今日は、最後の夕食、ピザ、ケーキ、ココタインに引き続き、みんな期待してたが・・・今日は普通の夜ご飯でした。
明日でこの山での生活も最後だ。
キャンプ地: グニツァワ
キャンプ地標高: 2700m
|
| 11月15日(木) チョモラリ・トレック 6日目 ツェマム |
テント内−2℃。相変わらず朝は寒い。朝ごはんは、卵にパンケーキ。はちみつをつけて食べた。ホテルの朝食みたいで、おいしかった。
8:00にキャンプ地、ジャンゴ・タシを出発。この美しい景色も見れなくなる。今日からは帰路になるため、下りが多くなる。
12:00に昼食。マッシュルームと、菜の花と、赤米だったが、おいしかった。
その後は平坦な道が続き、14:00、2日目のキャンプ地、スエ・タンタンカに到着。今日はそこから1時間程歩いた、ツェマムでキャンプ。標高3400mまで降りてきたので、昨日までとは気温が違い、温かい。
手や足や顔を川の水で洗った。久しぶりに水を浴びて気持ちよかった。
夜ごはんは、昨日のピザに引き続き、何が出てくるか、みんなが期待していた。が、肉、パスタ、菜の花と普通の夕食だった。しかし、デザートでサプライズが!上の写真を見て下さい。これ、なんだと思います!?
赤い部分がさくらんぼ、白い部分がチーズ、その下にパイナップルがついていて、それをつまようじでさしたデザート。コックさんに、名前をきいたところ、「ココタイン」と。なんじゃそりゃ!?しかし、かなりのアイデア料理にみんなびっくり!さらに、この中の丸いものの正体は・・・キャベツだった。
みんな盛り上がった夕食でした。
キャンプ地: ツェマム
キャンプ地標高: 3400m
|
| 11月14日(水) チョモラリ・トレック 5日目 ツォ・フへ!! |
朝、7:00起床。テントの中で−3.3℃。寒い・・・。今日は1時間程遅め。本日の予定はツォ・フという湖にハイキング。ツォというのは湖という意味だ。
朝はいつものおかゆとは変わって、コーンフレーク。牛乳が温くてまずかった。そのかわり、卵がおいしかったので、3個も食べた。食欲は落ちていないようだ。
民家の前の橋を渡り、少し登ったところに丘があった。ここからもジョモラリと、ジチュダケがきれいいに見えた。ブータンの航空会社のパンフレット等もここから撮った写真を使っているとの事。
そこからさらに歩き、12:30、湖に到着。途中の道でブルーシープを見た。
ブータンの川は汚いので、あまり期待はしていなかったが、予想に反して、水は透き通っていて、本当に綺麗だった。ジチュダケと、湖が一緒に見れて良い景色だった。
14:30、キャンプ地に到着。昼ごはんを食べた。その後はみんなでウノをしたり、キャッチボールをしたりと、ゆったりとした時間を過ごした。今日は比較的ゆったりとした予定だった。
夜ごはんは、何と、モモ(肉まんみたいなもの)、カレーに、ピザが出てきた!これにはみんなびっくり!しかもおいしかった。さらに食後には、ケーキが!!さらにびっくり。まさか4050mでピザとケーキが食べれるなんて!
コックさんありがとう。
キャンプ地: ジャンゴ・タシ
キャンプ地標高: 4050m
|
| 11月13日(火) チョモラリ・トレック 4日目 ニレ・ラへ! |
今日は標高4874mのニレ・ラを目指した。ラとういのは、峠という意味だ。
いつも通り朝8:00出発。キャンプ地を出て、平坦な道を行くと、2軒程家があり、ヤクを飼っていた。ヤクの群れの中を通り、橋を渡った。
その後はずっと登り。キャンプ地であるジャンゴ・タシは標高4050mなので、ここからは約800mくらい登りが続く事になる。
4500mくらいからさすがに呼吸がしにくくなり、10歩歩いては休み、10歩歩いては休み、という感じだった。
途中の丘からは、チョモラリとジチュダケが並んで見えた。
12:00、4700mのところで昼ごはんを食べた。
13:00、遂に4874mのニレ・ラに到着!感動!風がきつい。息がしづらいそこからさらに山の頂上を目指し、歩いた。
13:30、頂上の4910m地点に到着。途中、リンシという街の人達に会った。リンシの人達にとっては、この道は物を買いに行ったり、売りに言ったりする時の生活道となっている。すごい・・・。
帰りは2時間程で着いた。途中雪が降ってきてすごく寒かった。15:45キャンプ地に到着。
今日は人生最高地点に立てて、本当に感動だった!達成感で一杯だった!
降りてきてからは、少し頭が痛かった。みんなもさすがにバテ気味だった。疲れたが、本当に良かった。
キャンプ地: ジャンゴ・タシ
キャンプ地標高: 4050m
最高到達地点: 4910m
|
| 11月12日(月) チョモラリ・トレック 3日目 ジャンゴ・タシ |
今日も8:00過ぎにキャンプ地、スエ・タンタンカを出発。今日もおかゆにパンだったので、おかゆに持参したお茶漬けのりをかけて食べたら、うまかった。
朝起きると、朝焼けのチョモラリがすごく綺麗だった。
今日の道は比較的平坦で岩もなく快適だった。昨日までは、森の中を歩いているという感じだったが、今日は視界も広く、景色も良かった。
標高3700m近いにもかかわらず、民家がぽつぽつとあった。この辺りの民家には当然の事ながら、電気が通っていない。電気をどうしているかと言えば、驚いた事に、ソーラー電気を使っているそうだ。この辺りの民家の作りは、ガイドのツェリンさんもめずらしい、という程の作りになのに、電気だけはハイテクだ。
この辺りは高地なので、ヤクが放し飼いされていた。ここの人達はヤクで生計を立てている。ヤクは1頭1万5千Nu(約4万5千円)で売れる。ヤクは捨てるところがなく、肉は全て食べ、毛は織物に使ったりし、しっぽもお祈りの時の道具になる。ツェリンさんの1月の給料が7千Nu(約2万1千円)と言っていたので、かなり高額で売れる事になる。
昼食は見晴らしのいいティッキタンというところで食べた。にがうりと、ナスの炒め物、それにパスタだった。この地点で標高3900m。
その後、キャンプ地であるジャンゴ・タシに15:00に到着。ここは標高4050m!ここで僕達はこれから3泊する。
標高6089mのジチュダケも見えた。
夜はみんなで将棋をしたり、ウノをしたりして盛り上がった。さらに星が綺麗だった。流れ星もいくつも見えた。標高が高く、辺りに光が全く無く、空気が綺麗なので、今まで見た夜空の中で一番綺麗だった。気温−2℃。寒い!!
キャンプ地: ジャンゴ・タシ
走行距離: 約12Km
キャンプ地標高: 4050m
|
| 11月11日(日) チョモラリ・トレック 2日目 スエ・タンタンカ |
朝、同じく6:00起床。朝ごはんは今日もおかゆとパンだった。
朝の気温5℃。8:00にキャンプ地のシャナを出た。
今日もひたすら川沿いの道を歩いた。岩がごつごつしていて、ドロの道も多かった。今日は昨日よりも走行距離が長く、日程中一番ハードな日だ。
途中、チベットへと続く道もあった。写真の旗がついている方がチベットへと続く道だ。ブータンの文化と、チベットの文化は似ている所も多いので、一度は行ってみたい場所である。
馬方さんはトレッキングが無い時は、チベットに行って、物を輸入してきて、ブータンで売ったりしているそうだ。確かに、途中、中国のものらしいビールのビンや、おかしのゴミが落ちていた。
昼は、チキンカレーに、チョウメン、野菜を茹でたものだった。
16:00に今日のキャンプ地のスエ・タンタンカに到着。スエとはこの辺りの地名のこと。タンとは広いという意味だそうだ。気温8.5℃。ここからもチョモラリが見えるはずだが、曇っていて見えない。
朝から昼にかけては、本当に、雲一つない晴天だが、昼からは少し雲が出てきて山がみえなくなる。
夜は標高が高くなった分、昨日より寒い。昨日は湯たんぽを使わずに寝たが、今日は湯たんぽを使用した。
キャンプ地: スエ・タンタンカ
走行距離: 約15Km
キャンプ地標高: 3560m
|
| 11月10日(土) チョモラリ・トレック 1日目 シャナ |
今日から8日間、ジャンゴダン村のチョモラリ・ベースキャンプを目指すトレッキングに行ってきた。
そこからは、標高7314Mのチョモラリが見える。
初日、AM6:00にチャンガンカ・ラカンに集合。そこから、今回のメンバーである、協力隊のメンバー6名を車で順番に拾っていった。今日は、パロという空港のある街まで2時間くらいかけて行き、ドゥゲ・ゾンという、廃墟裏から登り始める。
今回、ガイドを務めてくれるツェリンさんは、日本人の奥さんがおり、日本語が堪能。英語も聞き取りやすく、感じが良かった。現在32歳。今月2歳になる娘さんもいるそうだ。前回、NHKや、朝日新聞がブータンに取材に来た時も、ガイドをしたみたいだ。
今回のパーティーは、JOCV(協力隊)6名に、SV(シニアボランティア)1名、ガイド1名、馬方さん3名、コックさん2名、馬18頭の大所帯だ。
荷物は必要な物以外は、馬が運んでくれる。
8:00、ドゥゲ・ゾンに到着。歩き始める。えんえんと川沿いの道を歩き続ける。きつい登りはほとんど無く、平らな道が続く。
途中の民家でかぶを栽培していた。それをツェリンさんが2個拝借。綺麗な川の水で洗い、その場で切ってくれて、みんなで食べた。新鮮なかぶは、ほんのり甘く、すごくおいしかった。
12:00にチョルランに到着。そこで昼食。ケワダツィ(じゃがいもをチーズで煮たもの)等の辛くないブータン料理。天気も良く気持ち良かった。
インドのアーミーキャンプがあり、そこを越えて、約40分後、15:00に今日のキャンプ地のシャナに到着。
本当ならば、ここから標高7314mの雪山チョモラリが見えるが、午後からは雲がかかっており、残念ながら見えなかった。現在の気温17℃。
夜ごはんは、ワイワイチョウメン(インスタントラーメン)に、ケワダツィ、牛の干したもの。食後には、桃のデザートも出た。夜は湯たんぽを用意してくれたりと、いたれりつくせりだった。
寝る前にみんなで夜空を見た。すごい星で、流れ星がいくつも見えた。
キャンプ地: シャナ
走行距離: 約12Km
キャンプ地標高: 2790m
|
|
|