来月、ブータンにアメリカの家族が来る。その家族は旅行に来るのだが、同時に野球をブータン人に教えたいみたいで、JOCV(協力隊)に協力の要請があった。道具等も寄付してくれるみたいだ。
それに先立って、少し練習をした方がいいという事で、今日JOCVやSV(シニアボランティア)を募ってソフトボール講習会を行った。
リンチェンスクールの生徒に声をかけたところ、約40人程の生徒が集まった。
ブータンでは、野球の認知度は低い。フットボール、バスケット、それにクリケットが人気のスポーツだ。特にクリケットの人気はすごく、子供達が放課後、学校のグランドでクリケットをしている姿をよく見る。何度かブータン人にルールを聞いてみたけど、今ひとつわからない。
講習会といっても、ストレッチを行い、キャッチボールをして、簡単にルールを説明し、ブータン人と一緒に試合をするというものだった。JOCV、SVは全部で15人程いたので、4チームにわかれて試合を行った。
意外と、基本的なルールはみんな知っていた。
僕もソフトボールはあまり得意ではないが、キャッチボール程度の事はできるし、ブータン人の子供達と一緒にソフトボールができて楽しかった。
いつもは、子供達に真剣に卓球を教えないといけないので、子供達のノーティーぶりに怒ってばかりだが、遊びとなると、そのノーティーさもかわいく見えた。
来月が楽しみだ。
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昨日、10月24日(水)にラパホールというところで、ブータンのファッションショーがあった。
このファッションショー、UN(国連)主催という事で、UN勤務で卓球もしている田中さんからの誘いがあり、見に行く事ができた。ちなみに田中さんも、ファッションショーの合間にブータンダンスで参加されていた。
UN主催という事もあり、中に入ってみると、BBS(ブータン国営放送)が来ていたり、テレビカメラが10台弱あった。
また、メインゲストとしてブータン首相と、現在第5代国王の兄弟、それに、クイーンが来ていた。
ショーは19時過ぎに開始となった。まずは、ここラパホールの王立舞踏団によるブータンダンスで開会。舞台は3部構成で、第1部はブータンのトラッディショナルなデザインのゴとキラ。伝統的なキラになると、軽く10万円は越える。会場内にブータンソングと、ドラムンベースの音楽が鳴り響き、モデルが登場。モデルも、すごく背がすらっとしていて綺麗だった。良くこれだけスタイルの良いブータン人を集めたなあと関心した。本当のファッションショーのようだった。
第2部は現在のトレンドデザインのゴ、キラ。この第1部と第2部の合間に、UNの職員達によるブータンダンスが行われた。もちろん田中さんも参加されていたが、完璧にブータン人に同化していて、とてもダンスがうまかった。
第3部は革新的なデザインのもの。ゴ、キラの生地を利用してスカートを作ったりとアイデアが面白かった。
最後に、クイーンが各デザイナーに賞状のようなものを渡してお開きになった。
前にモティタン高校のファッションショーを見に行った時もそうだったが、男性のモデルよりも女性の方が自信を持っているようで、かっこいい。男性は少し頼りなく、だらしなく見える。また、男性も180cm近く背がある人がモデルをして、ゴを着ていたが、ゴは中肉中背の方が似合うと思った。
また、今日10月25日(木)は家の近くのチャンガンカ・ラカンに行った。ここへは家から歩いて2分くらいだ。
このチャンガンカ・ラカンは、ブータンのツアー客は必ず訪れる観光名所であり、ブータン人は、赤ちゃんが生まれると必ずここにお参りに来るという有名なお寺である。
ここで、ブータンのお祭りであるツェチュがあるというのを聞いて見に行った。確かに昨日から、チャンガンカ・ラカンから鐘の音が聞こえていた。
ブータンには、ティンプーツェチュ、パロツェチュ等、その土地、そのお寺ごとにツェチュと呼ばれるお祭りがあるのだが、今日はチャンガンカ・ラカンでのお祭りだった。
規模は小さかったものの、老若男女集まっており、非常に楽しそうだった。マスクを被った人による劇?のような物が行われていた。ゾンカだったので、内容はわからなかったが、おどけた感じでブータン人の笑いを誘っていた。
そんな光景を見ていると、本当にブータンは幸せで、平和な国だなあとしみじみと感じた。
最近寒くなってきたので、遂にストーブを買った。2本のコイル式のストーブで700Nu(約2100円)だった。ブータンにも確実に冬が近づいてきている。
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[野口健 氏]
●アメリカ、ボストン生まれ。34歳。高校時代に故・植村直己氏の著書「青春を山に賭けて」に感銘を受け、登山を始める。1999年、エベレストを中国側(名称:チョモランマ)から登頂に成功。ネパール側ならびに中国側から登頂に成功したのは日本人では8人目である。
2000年からはエベレストや富士山での清掃活動を開始。以降、全国の小中学生を主な対象とした「野口健・環境学校」を開校するなど、積極的に環境への取り組みを行っている。現在は、清掃活動に加え新たに地球温暖化に対する取り組みに力を入れいる。
10月17日(水)、あの、「ダバダ〜」のCMでおなじみの、アルピニスト野口健氏が来ブされた。そこで、我々協力隊との食事会が、センターポイントで行われた。
6時30分開始。10分ほど遅れて、野口氏が入って来られた。半袖ポロシャツに、綿パン、革靴にセカンドバッグといういたって普通のいでたち。
野口氏の話は本当に面白かった。
僕の同期隊員が、近くのスーパーでネスカフェのコーヒーを買い、それにサインをしてもらった。
本当は野口氏はコーヒーが飲めないらしい。しかし、CMの監督は厳しかったらしく、「もっとおいしいそうな顔をしろ!」と監督。野:「僕はコーヒーはきらいです。」監:「じゃあ、紅茶でやるぞ!」と、Tパックの紅茶で撮影再開。しかし、なかなかOKがでない。野:「Tパックの紅茶じゃ、おいしい顔なんて無理です!!」監:「じゃあ、何だったらおいしい顔ができるんだ!!(怒)」。野:「う〜ん、赤ワインかな〜。」監:「おい、今すぐ赤ワインを買って来い!!(激怒)」。その後赤ワインで撮影を続け、酔っ払いながら、OKがでたらしい。
また、エベレストにネパールの隊員が登ってきた時、彼らはイスラム教徒なので、鶏を一羽もって登って来ていた。頂上でアラーの神に捧げるためだ。しかし、頂上は中国の領土であり、仏教の地。殺生は禁止されている。そこで、イスラム教徒と、地元のシェルパとのいざこざになるらしい。
イスラム教徒が登って来ていると、朝からテントの中から、コーランが大音量で流れてきたりと、大変らしい。
野口氏は小学校から高校まで、イギリスで卓球をしており、実は、最初に新聞に載ったのは山登りではなく、卓球で載ったとおっしゃっていた。野口氏はペンを使っており、イギリスにはペンの選手は野口氏しかいなくて勝っていたそうだ。
卓球の話で盛り上がった。
野口氏は今回、12月に大分県で開催されるアジア・太平洋水サミットにブータンの参加を呼びかけるため、ブータンに来た。地球温暖化による氷河・氷河湖の融解、氷河湖の決壊によるか流域の村の洪水被害などの危険性を呼びかけるためである。
非常に興味深かった話は、地球温暖化で、北極の氷が融けて、海面が上昇するというのはウソだという話だ。例えば、氷の入ったコップの氷が融けたからといって、コップの水面が上昇するわけではない。本当に海面が上昇するのは、山の頂上の氷河や氷河湖が融けて、それが海に流れ込んだりした時である。
最近、ヒマラヤの氷河や氷河湖が融けて、ネパールやインドなどに洪水の被害をもたらし、海面の上昇をもたらしているが、氷河や氷河湖には、なかなか目がいかない。そこで、それを啓蒙し、対策を取ろうというのが、このアジア・太平洋水サミットの主旨らしい。ブータンだけでなく、近隣のインド、ネパール等の参加も呼びかけているようだ。
野口氏は本当に人あたりが良く、サービス精神も旺盛で、写真撮影にも気軽に応じてくれました。
何と言っても、野口氏の話が面白い!そして、知識が豊富!世界を周っているだけあって、いろいろな事を知っていた。もっと年だと思っていたが、34歳というのもびっくり。
興味深い話もたくさん聞けて、有意義な夕食会となった。
[野口氏への質問]
Q:初めてエベレストを登頂した時に、頂上で何を感じましたか?
A:帰れないんじゃないんかなと思った。
Q:いつも山を登っている時に何を考えてるんですか?
A:これを終えて帰ったら、楽しい事が待ってるんだろうな〜って考えてます。あと、寝ないようにしてます。山は眠気との勝負なんで。
Q:山での食事はどんな感じですか?
A:8000M級の山に登ると、酸素が薄いので、食欲が落ちる。だから少し下のところで貯め食いをして、脂肪をできるだけつけます。体脂肪がないと、寒いので、体脂肪率を20%くらいに保っています。
Q:今まで一番大変だった山は?
A:やはり、エベレストかな。
Q:今までいった中で一番景色の良かった所はどこですか?また、日本ではどこが一番好きですか?
A:南極。周りは地平線だけで、すごくいい景色だった。南極は意外と暑く、12月(夏)に行ったんですが、日差しが強かった。また、日本では白神山地が好きです。
Q:富士山だったら、どれくらいで登れますか?
A:5合目から頂上まで、一番早くて2時間14分でした。この時は本気を出しました(笑)
Q:8000M級の山ではどのあたりが一番大変ですか?
A:7500Mまでは、問題はない。けど、7500Mを越えてからが、本当にきつい。下りも7500M地点まで辿り着いたら、何とか帰れると感じます。
Q:死にかけた事はありますか?
A:しょっちゅうありますね。この前も2ヶ月間、エベレストに行っていましたが、酸素ボンベのマスクが壊れてしまって、酸素ボンベは替えを持って行ってますが、マスクは替えを持って行ってなくて。それで、一緒に行った一人が途中で死んでしまいました。酸素が薄いのもあり、ボーッとして山の斜面にしゃがんで、30分くらい佇んでいました。そしたら無線が入って、早く戻って来い!と言われて我に返りました。
Q:今度、トレッキングに行くんですが、何かアドバイスはありますか?
A:水をいっぱい飲む事です。1日3Lくらいは飲んだ方がいいでしょう。
Q:高山病対策ってありますか?
A:例えば、高い山に登る前にそれより少し低い山に登ったりと、高度順化した方が良いです。高山病は体質によるので、体力があるとか関係ないですね。
Q:海は好きですか?
A:はい。結構海も行ってます。
Q:トレーニングはしてますか?
A:空気を抜ける部屋があり、そこで空気を薄くしてトレーニングしています。
Q:今まで食べた料理の中で一番おいしかった料理は何ですか?
A:中東で食べた、羊の脳みそを煮た料理です。マーボー豆腐みたいでおいしかったです。
Q:1年でどれくらい海外に滞在していますか?
A:1/3くらいは海外にいてます。
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10月13日、ここブータンでめでたく30歳を迎えました。
という事で、翌日の日曜日、14日に卓球の生徒達を誘ってピクニックに行った。
ビギナーからサブジュニア、ジュニアの選手全てに声をかけたところ、約18名くらい集まってくれた。
ピクニックの場所は家から歩いて30分くらいのところにある、ブータンの動物園。
動物園といっても、鹿とターキンしかいない。意外にも、今回初めて行くという子もいた。
10時に卓球場に集合し、それから動物園へ。幸い天気も良かった。
昼ごはんは、いつものブータニーズスタイル、「弁当の持ち寄り&シェア」。僕はブータン料理のケワダツィを作って持って行った。
昼食後は、子供達のダンスバトルが始まった。ブータンの子は本当に、歌とダンスが好きだ。
その後、僕の家に来て、ジュースやおかしを食べながら、インドでの試合の模様や、世界選手権の決勝のDVDをみんなで鑑賞。興味深そうに見てくれていた。
集まってくれたのは、10歳〜15歳くらいの子供達。ブータンは誕生日には、誕生日カードを渡す習慣があり、たくさんのメッセージカードをもらった。その他にも、ボードゲームや、写真立て、七福神の置物?や、Tシャツ、ダラは水筒をくれた。みんな、少ないこづかいからわざわざ買ってくれてありがとう!!
中でも、写真右のTシャツは、ナムゲ、ラチ等、チャンガンカ小学校の生徒達のメッセージ入りブータンTシャツ。チャンガンカで体育を教えている、西浦さんがメッセージを集めてくれた。
小学校の遠足の引率というような感じだったが、すごく楽しかった。みんなも楽しそうにしてくれてて良かった。
よい30代を送れそうだ。
また、NTC(二本松訓練所)時代の同期隊員から、誕生日メッセージをもらったのもうれしかった。
ガーナ、ケニア、チュニジア、ヨルダン、シリア、マラウイ、フィリピン、南アフリカ、ジンバブエ世界各地から、みんなの活動の写真と一緒にメッセージを送ってくれて、久しぶりに元気な姿を見れて、僕も元気が出た。
本当にみんなありがとう!!
ブータンで良い誕生日を迎える事ができました。
《30歳になって・・・》
◆多少の虫が家にいても、気にならなくなった。
◆料理ができるようになった。
◆卓球のユニフォームで街に買い物に行けるようになった。
◆料理にチリがないと物足りなくなった。ちなみに、日本の辛口カレーをこの前食べたが、全く辛いと思わなかった。
◆1時間くらい歩くのは、苦ではなくなった。
◆語学や、外国に興味がでてきた。
◆英語が少〜しできるようになった。
◆ブータン人の友達が出来た。
◆ブータン人にますます顔が似てきた。
追記:
●これは、公表されてるのか、わからないが、来月11月中旬になんと、あの中田英寿がブータンに来る!!UNの田中さんが接待の準備するらしく、運がよければ会えるかも!?
●来週に登山家の野口健がブータンに来る。協力隊との夕食会も企画されているようで、参加の予定。
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ここ、ティンプーは夜はフリースを羽織ってないと寒いくらいになり、寝る時には毛布を使用している。
なのに、昼間は日差しが強く、半袖でも暑いくらい。まだセミが鳴いている。
念願の引越しをした!
今住んでいる家は、入った当初、1ヵ月後に引越しをする予定だった。それが延び延びになっていて、10月に入った今日、遂に引越しした。以前の部屋は2部屋しかないが、一人で住むには十分だった。しかし、部屋の電気が壊れて一つ点かなくなった事と、シャワーがなかったので、早く引越しをしたいと大家に言っていた。
引越しといっても、家は一緒で、となりの部屋に移っただけだが、かなり広くなり、シャワーもつけてもらった。
今の部屋は、2LKで、左の寝室は、7畳程で、リビングは9畳、もう一部屋も7畳程で、一人で住むには広すぎるくらい。一部屋は荷物置き場になっている。
何と言っても、シャワーがついたのがうれしい。今までは、バケツにお湯を汲んで浴びていた。やはりシャワーは気持ちいい。しかし、ここ半年以上風呂につかっていないので、温泉に行きたい。。。
近況:
●この前、体重を測りにいったら、54kgしかなかった・・・。来た時は58kgだったので、4kg減。また、体脂肪率は11.9%。
●昨日、久しぶりに日本の缶ビールを飲んだ。こっちのビールは炭酸がぬけていたりして、本当にまずい。サッポロの北海道限定ビールで、体育隊員の西浦さんから頂いた。日本のビールは本当にうまい!!貴重なビールをありがとうございました。
●自分でコロッケを作った。おいしかった。
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