ブータン活動記 5月 本文へジャンプ

4月16日(水) 東部遠征:日本祭
4月19日(土)〜4月30日(水)まで日本祭を行うために東の地、タシヤンツェに遠征に行く。
日本祭というのは、ブータンの人達に日本の文化を伝えるというもの。前回のチュカ、チマラカでの日本祭は試合と重なり、残念ながら参加できなかった。今回は初めての日本祭、初めての東部遠征という事で非常に楽しみにしている。ブータンの道は山間を縫うように通っている。そのため、九州と同じくらいの大きさの国だが、ティンプーから東のタシヤンツェに行くにはなんと片道3日もかかる。

日本祭では、お好み焼きを焼いたり、けんちん汁を作ったり、折り紙を教えたりするが、僕の担当はスポーツ大会と相撲と書道。スポーツ大会は2日目にJOCV、SV、ブータン人を含めてサッカー、ドッチボールを行う。相撲は布でまわしを作り、まわしを締めてデモンストレーションを行う予定だ。

東の地、タシガンにはNIDというブータン唯一の盲学校がある。そこでサウンドテーブルテニスという盲目の人でもできる卓球を教える。また、その隣にカリン小学校があるので、そこでも卓球を教えに行こうかと考えている。また、せっかく3日もかけて東に行くのだから、帰りには観光もしようと思っている。

東には首都ティンプーとはまた違った文化がある。赴任して1年が過ぎたが、ブータンの新しい一面が見る事ができると思うと、今から楽しみだ。

4月14日(月) ダンスと体操
チャンザムトー小中学校 アパアマチャーモ
ブータン人はダンスが好きだ。各学校でも頻繁にダンスコンペティションが行われており、確実に生活に根付いている。それも激しいダンスではなく、ゆっくりとしたテンポにのったダンスである。

最初はブータン独特のリズムで楽しいが、20.30分見ていると飽きてくる。それは学校の先生も同じみたいで、毎回、毎回同じようなダンスをしているので今回は違ったダンスをしたいと言い出した。
たまたま学校を回って体育を教えている隊員のところへ、「日本のダンスを教えて欲しい」と依頼があった。ちょうど午前中暇だったので、その隊員と一緒に近くの
チャンガンカ小中学校にダンスを教えに行った。
日本では僕もダンスなんかほとんどした事が無かったが、最近、日本祭に向けて
「ヨサコイ」の練習をしている。そのヨサコイを教えに行くというので、それくらいなら一緒に踊れるかもと思い、ついて行った。

日曜日、朝9時から練習という事で9時前にチャンガンカ小中学校へ行ったが、まだ誰も来ていなかった。9時過ぎに生徒が2人来ていたので聞いてみたが、まだみんな来ていないとの事。クラスキャプテンの子が教室の鍵を持っているので、教室には入れなかった。外でボーっと待つ事1時間、やっと生徒達が集まりだした。さすがブータン1時間遅れ!

対象はクラス8(中学校2年生)の女の子。いざ始めようとしたが、CDが使えない。仕方なく家までPCを取りに帰り、10:30過ぎにやっと練習開始。ブータンの音楽に比べて、少しテンポが速いようだ。また、ブータンにはない動きがあり、なかなか覚えられなかった。それでもみんな楽しそうに練習していた。今月末にダンスコンペティションがあるようだ。見に行きたいが、日本祭と重なっているために、見る事ができない。

もう一つ、午前中の空き時間を利用して、
チャンザムトー小中学校アパアマチャーモを教えに行った。このアパアマチャーモはブータンの歌を元に体操を行うという、いわばブータン版ラジオ体操である。
アパ=お父さん、アマ=お母さん、チャーモ=いますか?という事で、お父さんやお母さんなど大切な人はいますか?というブータンではとても有名な歌だ。これはSV(シニアボランティア)の杉原さんという方が作り、、体育隊員全員で普及活動に励んでいる。
といっても、僕も完全に覚えているわけではないので、実際にはもう1人の隊員と一緒に踊っただけだ。対象はクラス3、4(小学校3,4年生)。体育の授業を利用して教えたのだが、子供達は楽しそうに踊っており、すごくかわいかった。上の写真は2枚ともチャンザムトー小中学校のもの。体育の授業だが、この学校の生徒は民族衣装のゴ・キラを着て行っている。

4月5日(土) FETE DAY 
ジグミローサル小中学校 ゲーム@
ゲームA ゲームB
今日はジグミローサル小中学校FETE DAYに行って来た。ようするに文化祭のようなものだ。
ブータンでは学校に十分な予算がないので、こういった催し物をしてお金を得ている。他の学校では野菜を売ったりもしている。

さすがブータン。オープニングは子供達のブータンダンスから始まった。僕達は正面のゲスト席からこのダンスを見させてもらった。
左上の写真の奥に掘っ立て小屋みたいなのがあり、そこでいろいろな催し物が行われていた。
アイスクリームやモモ(ブータン式の餃子のような食べ物)、ジュース、ギュマ(ヤクの腸に血やスパイス等を詰めた腸詰め)が売られていたり、フリーマーケットのように服を売っていたりした。

その中でも面白かったのが、ゲームである。だいたい1回10Nu(30円)である。ゲーム@は穴からピン球が出てるのだが、それをハンマーで叩けば商品がもらえるとういものである。勢いが良すぎて球が跳ねたりする事もある。

ゲームAはHitting Coinというゲーム。砂に木が埋められており、その上にコインが1枚乗っている。この木の真ん中を棒で叩き、コインをオレンジの容器の外に落とせば良いというゲーム。これは簡単そうに見えて意外と難しかった。思いっきり叩いても、衝撃がなかなか伝わらず、どうしても容器から外に出なかった。よく考えられている。

ゲームBはすごくイライラした。糸の先に丸い穴がついており、その穴をビンの蓋のところに通したら、このジュースが貰えるというものだった。制限時間は1分だったが、なかなか入らず、イライラした。

2時間程しかいなかったが、100Nu(300円)で十分楽しめ、お腹もいっぱいになった。ほとんどのゲームは手作りだったが、アイデアが面白かった。ブータンの子供達は本当に創意工夫が得意だなと感心した。